認定薬剤師制度
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薬剤師は、時代に即応した医療需要と社会的要請に応え、薬剤師として必要な責務を果たすために、生涯にわたって研修等による自己研鑽に努めなければならないという考え方に基づいて定められたのが、(財)日本薬剤師研修センター主催の「研修認定薬剤師制度」である。
そして、この「研修認定薬剤師制度」のもと、1認定期間(新規4年以内、更新3年毎)に集合研修や自己研修を受け、所定の単位を取得したと認定された薬剤師のことを、研修認定薬剤師と呼ぶ。
認定の対象となる研修には下記のような研修がある。
・集合研修・実習研修
(財)日本薬剤師研修センター主催の研修会や、日病薬などの集合・実習研修会実施機関として登録されている団体が行う研修会に参加
・特定講座研修
上記以外の機関で、ある一定の条件を全て満たす研修会に参加
・グループ研修
薬局内の勉強会や企業による新薬説明会などに参加
・通信講座研修
大学等が行う通信講座を受講
・自己研修
個人が書籍・雑誌及びテレビ、ビデオ、インターネット等の視聴覚器の活用による、医学・薬学関連分野の学習
それぞれの研修には必要な単位数が決められており、研修によって取得された受講シールを、センター発行の「薬剤師研修手帳」の該当欄に貼付し、研修の記録とすることで、単位取得の手続きとされる。
研修認定薬剤師は、認定されたことにより、他の医療従事者や患者からの信頼を高めることができる。また、常に時代に即した薬学的なケアを行える薬剤師であるということを証明することができるのだ。要するに、この認定制度は薬剤師免許の更新というような意味合いととらえても良いかもしれない。
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